光は片思い、慧は拠り所。

 

 

 

11月。

あなたの部屋には誰がいますか?

 

 

 

 

こんにちは。ぺ。です。

突然ですがみなさん、今年のHey! Say! JUMPのカレンダーは買いましたでしょうか。11月のページを見ましたでしょうか。しんどいですよ?はい。私の部屋には伊野尾慧と八乙女光がいます。

今回は友人と妄想を膨らませた結果抑えられなくなってからの投稿なので、内容くだぐだでもほっておいてくだされば有難いです。もうただの自己満足のためのものです。

今すぐ11月のいのひかを凝視してから見ていただけたら光栄です。

 

 

伊野尾慧と八乙女光は幼少期から共に過ごしてきた幼馴染み。

このカレンダーでいうと今は大学生。

仲良く3人で育っていく経緯で私は光が好きになり、光は小柄な可愛らしい女の子を好きになる。光にとって私は幼馴染みであり良き恋愛相談相手。暇があれば私の家に来て、「今日は少し話せたよ!!」「いつもと違う髪型してた!!」と、嬉しそうに話してくる。

 

そうなると伊野尾慧は私のことを好き設定となるでしょう?違います。伊野尾慧には既に彼女がいるのに、2人には聞かれなかったから〜と言ってません。伊野尾慧らしさを尊重しました。

ちなみに光とは生まれた時から一緒で隣の家に住み、慧は幼稚園年長から近所に引っ越してきたやつ。もはや腐れ縁。

 

講義終わり、ファミレス行こうぜ!と光に誘われ3人で夕食を済ませていると「デートに誘ってみたんだー!」と若干赤面した光に唐突に報告される。私が光のことを好きなことは承知のはずなのに、「へー、どーだったのよ」とライスをもぐもぐ頬張りながら慧が聞いてるのを確認しつつ私も平然と返答をする。

「そーなの?どうだったよ。おっけー貰えた?」

自分でも驚くぐらい冷静に放ったその言葉を光はどう受け止めたのか…答えは簡単だ。「それがさ……オッケー貰えました!キターー!」   光は単純な子、私は得意のポーカーフェイスでその場を過ごし、今晩光のデート服を選ぶ約束までしてしまう。

 

ファミレスからの帰り道、光が上機嫌で鼻歌を歌う住宅街の夜道に不安を覚えていると、ふと頭に細いのに大きくしっかりとした手がふわりと乗せられる。「なーにが〝おめでとう! 〟だ。つらいくせに。」  ( …言われたい、伊野尾慧に言われたい。言われた後に「なんの話?黙ってて」と強がった後若干涙したい…)私の気持ちを察した慧はその後何も言わなかったが、別れ際にぼそっと「なんかあったら俺に言えよー、聞いたげる」と囁いてくれる。これが慧なりの優しさ。

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自宅に帰りお風呂を済ませた時、光から電話がかかってくる。「ねー、お前だったらどれが好きー?」 スマホに映る、少し…いや、普通にダサい服を抱えるだけ抱えた上機嫌の光。私の好みを着てくれるのか。嬉しくも、それは他の女の子のためだと考えると複雑な心境。

「ねぇ、この前買った服は?それにしなよ。」  私服がダサい光のために光ママに頼まれ3人で出掛けたショッピングモールで私が選んだロングコート。「っしゃ!これでバッチリや〜ん♡」エセ関西弁で喜ぶ光に 幼馴染みの女が選んだ服をデートに着させるなんて私って…と腹黒さに気づきながらも、自分の選んだ服を着てくれる、そんな自己満足に酔って…

 

 

と、こんな感じで日は進むのですが、この後光さんは告白してフラれます。しかもその後私と付き合うわけでもなく焦れったくも淡い片思いが暫く続きます。

では伊野尾さんはただのいい奴なのか?ええ、ただのいい奴です。

伊野尾さんは何も考えてないようで、情がないように見えて凄く友を大切にする人だと思っているので、この場合は光の恋愛サポート?惚気を聞いたり時には慰めたり元気づけたりしながらも、私の光に対する思いを早期に察しており、影からの応援をずっとしている。気づかれないように。そんなポジションです。まぁ、序盤で言いましたけど伊野尾さんにはシレッと彼女いるんで。小柄で白がよく似合う、手のひらに収まりそうな可愛らしい女の子がね〜。

 

「腹減った〜どっか行こーぜ」

この手のやり方でご飯に誘うのはほぼほぼ…大概…100パー光。駅前の店をぶらぶら探していると、唐突に慧が「あーごめん。俺用事あるわ〜。んじゃ〜」…自由すぎる慧に呆れながら光を見ると、光も私を見ていた。目線が交わる。幼馴染み、小さい頃からずっと一緒の光と2人きりだなんて何も珍しくも新鮮でもない。意識するだけで体が熱くなっていた。そんなことを微塵も知らない光は私の手を取りドーナツ屋へとスタスタ入っていく。 (ドーナツ屋とかかわいいかよ…女子かよ…)私にとっては至福であり緊張の、光にとっては甘い甘いスイートタイムを1時間ほど過ごし、ようやく帰り道。いつも通り光の鼻歌(大学のバンドでの新曲らしい)  (設定細かくてごめんな!!八乙女光×大学生はバンドか生徒会しててほしい願望あるの!!) 聞きながらボーッ歩いていると、たまたま視界に入ったコンビニで立ち読みをしているキノコが。慧だ。間違えるわけがない、15年の時を舐めるな…策略に気づいた私はその日はあえて話しかけなかった。

 

 

わかります?これ。伊野尾さんのいい奴ポジ。ありがちなやつです。用もないのに私のために2人きりにしてくれたんです。余計なお世話ですよね…大好き。次の日の講義で隣の席になった慧にコソっと「昨日なんでコンビニいたのよ」って聞いても何も動じずに「こんびにぃー?あーーえろ本読んでた。そういえばさ、」ってサラッと交わしてうまく話をそらしてくんだよ…(えろ本には深く追求しないが、伊野尾慧がコンビニで立ち読みだよ?何読んでるかは察しつきますよね…)

 

 

まだあります、伊野尾慧いい奴シリーズ。光がデートに誘う前のとある日…

 

いつも通りご飯を一緒に食べながら、ちょっと好きな人と上手くいったって惚気を聞いたその晩、バイト帰りにふと思い出して泣いてたらうしろからそっと慧が近づいて来て私の頭に手をポンって乗せるから余計涙とまらなくなって、弱った心に任せてつい慧に甘えてしまい、「ごめん…今日だけ貸して…」って慧の胸を借りて泣かせてもらっていたら次の日少しふてくされた光がボソッと「なぁ、お前ら付き合ってんの?」と。俺だけ置いてけぼりかよ〜とか 教えてくれたっていいのによ〜とかブツブツ言ってる光になんて否定すればいいのか焦りすぎて何も出てこない私。すると隣から「ごめんごめん。俺ら付き合ってんだよねー」って悪びれた様子もなくシラっと嘘を口にした慧。「え?まって?え?付き合ってないよね??え???」と困惑した様子の私を見て「うん。付き合ってない。」とすぐに訂正する慧に対し、口開けたまま事の状況に追いつけていない光…私も口が塞がらない…

後日、慧に真意を問うと、「お前の一途な想いになかなか気付かない光にちょっとイライラした。」 

 

 

……私一旦泣いてくるね…

実際伊野尾担の筆者なので伊野尾さんが多くなっていますが、光さんもやばい。

 

暇だから と毎日のように夜中にかけてくる電話、今日はバイトのメンバーで呑み会をしていた帰りにかかってきた。「え、お前外いんの?」急に慌てた様子の光。「あ〜そうそう〜〇〇さんのお別れ会で飲んできた〜〜」そもそも強くないお酒をたくさん飲んでふらふらな私にはあまり光の声は届いてこなかったが、「今どこ!コンビニある?あーわかった、そこで待っとけ!!」と家を出る音を聞いた数分後、目の前にはもう秋なのに汗だくの光。彼氏でもないのに。「なぁ…お前こんな時間に一人で出歩くなよ…な?」 ふわふわしているのは酔いのせいか光のワントーン低い真剣な声色のせいか…次から呑み会の日はヒカに電話しろよ♡と、おぶってもらった瞬間おちゃらけた声に変わった光の声を聞きき、そのギャップにやられなが眠りについた。

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王道な妄想ストーリーっていいですよね。こじらせた話を考えるのも好きだけど、もっというと腹黒さ交えた話とか、非現実的なの入った話とか大好物の筆者ですが今回は王道で。

なんか短編集書いてる気分になってきた。とりあえずここらで終わりましょうか。

 

 

みなさん11月のいのひかはいかがでしたか?淡い恋に胸が熱くなり苦しくなっていませんか?恋焦がれてませんか?私は絶賛恋しています。いのひか幼馴染み設定に恋しています。

この妄想、物語形式で書けばいいのに〜と思った方へ。大まかな構想を私は書きましたが、このはてブロを踏まえてめぐぽ。がストーリー仕立てで書き進めます。

彼女が書き終わり次第リンク貼っておきますね!

 

 

うるさい妄想を最後まで見ていただきありがとうございました。

ではまた次回。